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肌の悩み

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炎症後色素沈着

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炎症後色素沈着
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炎症後色素沈着の症状
炎症後色素沈着は炎症時と同じ分布の斑点やシミが見られ、見た目の特徴は平たんで褐色もしくは黒色であることです。このような症状は、口腔内やデリケートゾーン、爪など体のどの部分にも生じる可能性があります。炎症後色素沈着は紫外線(UV)を浴びたときや、炎症が治らない、あるいは、何度も生じる、といったことが起こるときに悪化する場合があります。

炎症後色素沈着は通常深刻な病気ではありませんが、美容や社会心理の面では重要な意味合いがあります。色素沈着の状態は、最初の原因や当事者の肌のフォトスキンタイプ、回復を早めるために治療をうけているかどうかによって、慢性の場合もあれば、消えるまで数週間あるいは数年かかる場合もあります。

炎症後色素沈着の誘因
炎症後色素沈着はさまざまな誘因で発生する基本的な肌の生物学的メカニズムです。
― 肌が炎症している状態:湿疹、ニキビ、須毛部仮性毛包炎、乾癬、扁平苔癬、全身性エリテマトーデス、慢性皮膚炎、皮膚T細胞性リンパ腫
― 損傷:外傷、手術、マイクロダーマブレ―ジョン(ダイヤモンドピーリング)の誤った使用、レーザーや強い薬品を使ったピーリング
― 光アレルギー性反応:香水、エッセンシャルオイル
― 特定の薬物に対する光毒性反応:殺菌剤、抗真菌薬、抗うつ剤、ホルモン治療、抗マラリア剤、寄生虫の駆除薬、糖尿病治療薬、化学療法薬
― 特定の化学物質に暴露:銀、金、ヒ素、キノン、ベンゾフェノン
― 特定できない原因

炎症後色素沈着の原因
表皮層の炎症過程では、プロスタノイド、サイトカイン、ケモカインや活性酸素をはじめとする数多くの炎症メディエーターが放出されます。こうした物質はメラノサイトを刺激し、生成されるメラニンの量が増加します。真皮メラノーシスでは、炎症が基底層を破壊しますが、これが原因でメラニンが放出されると、真皮乳頭層のマクロファージにつかまります――色素失調と呼ばれる症状で、皮膚に灰褐色〜紫褐色の特徴的な色素沈着が見られます。

炎症後色素沈着の診断
まず重要なのは、炎症後色素沈着の誘因となりうるものを皮膚科医と一緒に特定し、いかなる医学的原因であれ、潜在する可能性があるものは排除もしくは治療することです。まれに、皮膚生検が必要になる場合もありますが、これは、肝斑や色素沈着が見られる癜風、扁平苔癬(斑点状の変異)、アミロイドーシス(斑点状の変異)、色素沈着が見られる菌状息肉腫など、類似症状が現れる可能性のある他の皮膚疾患と区別するためです。
色素変化の深さを見極めるには、ウッドランプ(特別な紫外線照明で、肌の検査に使われる)が役立つ場合があります。表皮の色素沈着は皮膚の深い部分の色素沈着よりも、濃く見えます。深い方がランプの光にあてると明るい色に見えるのです。処理に手間がかからず素早くできるのは、表皮の色素沈着です。

炎症後色素沈着の処置
炎症後色素沈着の対処法には、安全かつ効果的な光線防御以外にも、さまざまな治療や方法があります。しかしながら、選択した対処法には、さらに炎症を引き起こして炎症後色素沈着を悪化させる可能性があることを常に忘れないでください。常に注意が必要です。
– 太陽光は黒ずみを進行させる場合があるので、専門家は太陽の陽射しから身を守ること、また、亜鉛や二酸化チタンを含むブロードスペクトラムの日焼け止め(SPF15以上)を使用することを推奨しています。
― シミの治療には、レーザー治療とIPL(インテンス・パルス・ライト)治療がよく選ばれています。しかし、肌の色が濃いタイプでは、使用方法を誤ると刺激が強くなりすぎ、炎症後色素沈着が悪化する場合もあります。
– シミ取り用のブリーチングクリームが一般用医薬品として市販されていますが(米国ではハイドロキノン配合濃度が0.5~2%以上)、その安全性について懸念が広がっています。実際、欧州ではハイドロキノンを市販の化粧品に使用することが禁止されていますし、米国では食品医薬品局(FDA)が市場から排除することも検討しており、最終的な判断はまだ下されていない状況です。ハイドロキノンには副作用があり、配合濃度が1~2%で短期間の使用であっても、周辺の正常な皮膚に不可逆的な白斑(光輪を意味する「ハロー効果」とも呼ばれる)が生じたり、極端な場合では(外因性組織褐変症)ホモゲンチジン酸が真皮に蓄積し、色素沈着過剰と丘疹の原因になったりします。
– コルチゾンクリームは、長期にわたり使用すると皮膚が薄くなるため、使用量を制限し、医師の指導の下で使用されなければなりません。皮膚は薄くなると、過敏になり、炎症後色素沈着にかかりやすくなります。
– 研究が進み、効果が高く新しい美白剤に対する需要が高まった結果、副作用の低い局所的処置ではイノベーションが続々と登場しています。例えば、敏感肌に特に配慮して作られた特許処方のuniq-white® Complex。より安全、より効果的な肌のトリートメントのために、問題になりそうな刺激の強い原料は排除しています。医師が診断、肌の分析を行い、この処置が合っているかどうかも確認してくれます。
皮膚の変色が気になる場合、肌の黒ずみにつながるような慢性的な皮膚疾患がある場合、医師の診察を受けてください。また、明らかな理由もなく皮膚の色が全般的に変化した場合も医師に診てもらう必要があります。

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